* ギャッベ絨毯(ファイン) *
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現地市場では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれていますが、日本で“アマレ”“カシュクリ”等の名前が付けられている種類のものに比べて少し細かく、2本をより合わせていない1本どりの糸が使用されています。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。 ** 染めていない羊の毛色そのままの自然なクリーム色の地に、やはり自然なこげ茶で軽やかに織り込まれた点描模様。上下の端で密度を濃くして終わる点々のその周囲には、やわらかな色むらのグラデーションにまぎれて分からなくなるほどの、淡く控え目なファウンデーション色の点描模様が隠れています。 密に詰められた細くやわらかな糸はよくほどかれて馴染みあい、滑らかでほっこりとした撫で心地です。毛足はすっきりと短めに刈られていますが、立ち上がった細かな毛足の繊維に「こし」があり、弾力のある気持ちのいい踏み心地を支えています。 左上と右下に織り込まれたカラフルなチビヤギが何ともいえず愛らしい、朗らかで上質なギャッベ絨毯です。 |
細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
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