家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ファイン・ギャッベ絨毯 「水晶の奥には」 *

毛足はどの色彩もふかりと先をよくほぐし、なめらかで気持ちのいい毛並みを馴染み合わせています。1平方センチあたり16目ほどの密度で細やかに織り込まれた毛足はしっとりとよく詰んで立ち上がり、重なり合いながらやんわりとした厚みを支えています。表面に指を立てるとほんのりと押し沈み、撫でるとほこほこと細やかな毛並みの起伏とともに、自然な羊毛の木目細かな感触がビロウドのようにするりと手のひらを流れます。
左右の端はベージュとミルクティー色で縞々にかがられ、四つ端にはボンボンが飾られています。上下の端は平織り部分を表側に畳んで毛足の際で縫い止め、左右2辺の裏面には人工皮の帯が取り付けられています。
玄関マットをはじめ、ソファーやベッドの足元などにも。白から響き出すような赤や青が、冴え冴えと美しいファイン・ギャッベ絨毯です。

ひたひたと揺れる褐色のすじを色濃く豊かに入り混ぜながら、不思議に白の印象を覚える枠色。さらりとした明るさはチェス模様の内部のよりなめらかなベージュに照らされ、互い違いに積まれた染め色の方形がきらきらと澄んだ色味を放ちます。
黄を帯びた自然なオフホワイトをそこここに光らせながらも、染めていない羊毛色は淡いグレーにやわらかな栗色、茶に焦げ茶に墨色ととりどりの繊維色を細やかに重ね合わせてゆきます。
どれもしっとりと濃い藍に青、緑や青の染め色は濃淡の揺らめきを艶やかに含み、小花や格子、ダイヤ模様に並ぶ木立がちらちらと小さな明暗を瞬かせます。
それぞれに浮かぶ文様のくっきりとした存在感により白さを際立たせるベージュはこれも仄かな色むらを浮かべながらも、透ける毛艶に白く浮き上がる毛並みのすじは、日差しにふわりと輝くようです。

品番  cg19096
品名  ギャッベ絨毯(ファイン)
サイズ  約126×83cm 厚さ 約1.5p
素材  ウール
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD



人口皮の帯
側面裏側には人工皮の帯をつけました。
(上の裏面写真は 販売商品とは別のギャッベです。)
         


■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 



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■販売者/(有)クラフトワーク   ホームページ店: 0565-54-9019   実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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