家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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* ギャッベ絨毯 (ファイン)  *

毛足は細くも一本ずつのまとまりをよく残し、細やかな粒のように並んで艶めく染め色をより鮮やかに、点描画のように鮮明に放っています。1平方センチあたり16目ほどのペースでしっかりと織り詰められた毛足は充実してほっこりと立ち上がり、ボリュームのあるやわらかな毛並みをたたえています。表面に指を立てるとやんわりとへこんですぐ戻り、手のひらで押してみるとしっとりとした弾力を感じます。目の詰んだファイン・ギャッベらしいすっきりとした刈り込みですが、詰んで腰のある糸の感触が毛の厚みを感じさせ、歩いても座ってもやんわりとしたクッションが床の硬さを通しません。
左右の端はこげ茶と緑の糸ですっきりとかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端は平織部分を表側に畳んで毛足の際で縫い止め、左右2辺の裏面には人工皮の帯が取り付けられています。
リビングのセンターをはじめダイニングセットの足元などにも。大きく広がる色彩の万華鏡に自然の奇跡を感じる、アートのようなファイン・ギャッベ絨毯です。

濃く明るく、そして力強く、浮かんでは移ろう光の色の競演。
縁を囲む緑の大地には動物と植物が花びらのようにちらちらと細やかな輪郭を散りばめています。森羅万象を描く大きな織り地の重心はでも、愛らしいヤギでもたおやかな花でも、一面に広がり命を育む草原でもなく、そのすべてに重なりあまねく照らす、陽の光そのものです。
草色に水を染ませた左右のビリジアンの緑は、古来より太陽を表す鋭角のぎざぎざと共に赤、青、黄の糸色に入れ替わり、中央ではそのすべてを重ねたようなほの渋い黄緑が、不思議に眩しく広がります。
夕映えに青空、真昼の黄に黄緑と、次々に変遷する色彩は移り行く糸色の先触れと名残を点描に託し、ぱらぱらと時に木漏れ日のように、あるいは流れる砂のように、それぞれのグラデーションをふわりとぼかし、ときに華やかに彩っています。

品番  cg17485
品名  ファイン・ギャッベ絨毯
サイズ  約263×182cm 厚さ1.5cm強
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料


【ファイン・ギャッベ絨毯について】

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細めの上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。


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