* ファイン・ギャッベ絨毯 「魔法の時間」 *
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鮮やかな赤に惹かれて近づいてみると、すいと光を収めて静かにたゆたう淡いえんじが広がります。グスタフ・クリムトの絵を思わせる艶めかしい小花の川に囲まれて夕映えから宵へと沈む色温度の変化の中に、2頭の白いヤギが植物を挟んで対峙しています。
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織りは非常に丁寧で、1平方cm辺り16目を少し超えるペースで縦糸、段組みともに揺るぎのない綿密な織り目で仕上げられています。巻きをほぐした細い糸は緊密に詰められてなめらかに馴染みあい、ほっこりと一体感のある毛並みを立ち上げています。細かなモチーフを美しく切り出しながら毛足はすっきりと短めに刈り込まれていますが、密集した糸が充実したボリュームを感じさせます。表面を指で押すとくにゅりと沈んで弾力を見せ、足を乗せるとしっとりと落ち着いたクッションを感じます。端をつかんで織り地全体を持ち上げてみると、しなやかで弾性のある質感とともに思いがけないほどのずしりとした糸の重みが手に伝わります。 左右の端は毛足に似たえんじと薄赤の2色で縞々にかがられ、両辺の裏面には人口皮の帯が取り付けられて織り地の保護とちょっとした滑り止めの役割を担っています。上下の端はベージュの平織部分を表側にたたんで毛足の際で縫い止めてあります。 ソファーの足元にはもちろん、ベッドの脇や幅のある玄関のマットとしても。薄手なのにどっしり落ち着く質感が使いやすい、織りの良いファイン・ギャッベ絨毯です。 |
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細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。 |
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