素朴な風合いながらも全体の輪郭は案外歪みが少ないのですが、たっぷりとした毛並みに鷹揚な手作業の跡が残され、1か所ぽこんと毛足の短い部分があります(部分写真左列中段:一番右の黄色いヤギの左上付近)。眺めるだけでは余程気がつかないのですが、ふさふさと長い毛足が手のひらの付け根部分を押しつけたようにすり鉢状にへこみ、一番薄い部分は周囲より1cmほど低くなっています。毛並みの段差や刈り込みの凸凹はギャッベの味わいにも数えられるものですが、このギャッベは他の部分の起伏が比較的少ない事も手伝い、触るとへこみが目立って感じられます。
左右の端はえんじとベージュの糸で縞々にかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端は薄茶色の平織り部分を裏側に畳んで縫い止めてあり、その縫い止め部分を覆うように上下2辺の裏面には人工皮の帯が取り付けられています。
ソファーの足元にはもちろん、子供部屋のラグなどにも。ふっこりとした踏み心地が気持のいい、あたたかな表情のギャッベ絨毯です。 |
朗らかなクリーム色にいちめんに伸びる、赤、青、黄、緑のひし形の網目。クレヨンで引いたようなほっこりやさしい描線の間にはこれもまた素朴な、ヤギに植物、花に星模様が丸くあどけない輪郭を浮かべています。
染めていない羊毛色の地はやわらかな黄色みの中に茶やグレー、栗色の繊維が織り混ざり、ほんのりとした濃淡の抑揚に編み模様の残影が重なって、かすかな赤み、幻のような青みを息づかせています。
染めむらがはらりと軽さを含ませる枠色の赤をはじめ、やわらかな発色の染め糸の中で中段のモチーフを担う深い紺色と無染色のこげ茶の糸は濃いシルエットをくっきりと刻み、ころんと愛らしい輪郭が視線を寄せて並んだモチーフにリズムとアクセントを加えています。
ふこりと先のほぐれた毛足はしっとりと良く詰まり、やわらかにも詰んだ厚みを持ち上げています。表面を指で押すとやんわりと押し沈んで指先を包み、撫でるとほこほことした毛並みが手のひらをくすぐります。
品番 |
cg13360 |
品名 |
ギャッベ絨毯 |
サイズ |
約149×105cm
厚さ 1.5〜2.5cm弱 |
素材 |
ウール |
原産国 |
イラン・カシュガイ族 |
価格 |
SOLD |
送料 |
無料 |
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