毛足には強い腰があり、詰んでふかりと頭を持ち上げています。毛並みは一本ずつの毛足のまとまりをほこほこと細かに残しながらもよく馴染みあい、撫でると滑らかな手触りの下で緊密に詰まった毛足がしっかりとした手ごたえを与えます。余分な長さを残さないすっきりとした刈り込みですが、指で押すとしっとりと押し沈み、歩いても座っても十分なボリュームを感じます。1平方cm辺り約12目のペースでかっちりと織られたもので、ずしりと重い織り地を持ち上げてみるとほんのりと弾力のあるしなやかな質感が伝わります。
左右の端は赤と白の糸で縞々にかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端はフサを出さずに平織り部分を裏側に畳んで縫い止め、その縫い止め部分を含めて上下左右4辺の裏面には人工皮の帯が取り付けられて、織り地の保護とちょっとした滑り止めの役割を担っています。
リビングや子供部屋のアクセントラグにはもちろん、間口の広い玄関のマットとしても。小花のひとつひとつにも思い入れを感じる、美しいギャッベ絨毯です。 |
羊毛の自然な濃淡がさざ波を描くベージュの水面に、静かに浮かぶ色彩の方形。
ゆったりと移ろいを見せる赤からピンクのバリエーションに、時に溶け合うように重なりあう青と緑。こげ茶色の羊毛色を挟んだ染め糸の連なりはどれも心行くまで混ぜ合わせた絵の具のように、計算された独特の美しさを披露しています。それぞれの箱にはヤギや花、女の子や植物がこれもまた繊細な色遣いで織り込まれ、各々のなかに小さな世界を琥珀のように閉じ込めています。
モチーフの左右の帯は上の方でかくんと唐突に右側に曲がっているのですが、おそらくちょっと左に寄りすぎてしまった方向を手直ししようとしたもので、モチーフや色遣いの細かさとは裏腹の鷹揚な手段に織り手の様子が面白く伺われます。
染めていない羊毛のベージュは黄色みの中に茶や栗色、淡いグレーが織り混ざり、細かなすじ模様がいちめんに流れています。薄茶のにごりを含んだクリーム色と言えそうな色彩は光の加減によっては不思議なほど表情を変え、時には平坦なほどの明るい白さが顔を表します。
品番 |
cg13152 |
品名 |
ギャッベ絨毯 (ファイン) |
サイズ |
約150×106cm 厚さ 約1.5cm |
素材 |
ウール |
原産国 |
イラン・カシュガイ族 |
価格 |
SOLD |
送料 |
無料 |
|