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* ファイン・ ギャッベ絨毯  *
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg13111表面を指で押すと「むにゅ」と抵抗をみせながら押し沈み、撫でるとほこほことした手ごたえの下に充実した奥行きを感じます。部分によっては床から毛先まで2cm近くを積む厚みは歩くとやんわりとしたクッションを感じ、座っても寝ころんでも気持ちのいいボリュームに迎えられます。
左右の端は赤と緑のきっちりとした縞々にかがられ、四つ端にはボンボンが飾られています。上下の端は平織り部分を裏側に畳んで縫い止めてあり、その縫い止め部分を含めて上下左右4辺の裏面には人工皮の帯が取り付けられて、織り地の保護とちょっとした滑り止めの役割を担っています。
リビングやダイニングの足元や畳代わりのアクセントラグなどに。目や心もくつろげる、美しい緑のギャッベ絨毯です。

濃緑から青へ、ビリジアンから黄緑へ。
深く凝縮した緑から明るい光のような黄緑までのあらゆる緑の染め色に、羊の毛色がこげ茶を重ね、陽光が薄め、明るく照らして淵のような透明感を生みだしています。
グラデーションの波にちらちらと広がりながら重なる赤と黄色の斑点模様は、背後の地色に時に混ざりあい、ときに共に煌めきながら、幻想的な花景色を広げています。
豊かな染め色が艶やかに交錯する複雑で濃い色彩は日に透かして反対側から眺めると、それぞれの色調を明らかにした染め色が境界を際立たせながら淡く組みあい、色ガラスに光をあてたような驚くほど異なる表情が広がっています。
しっかりとした厚みと一本一本の毛のボリュームを感じるこのギャッベは、1平方cmあたり約9目とファイン・ギャッベとしてはざっくりとしたペースで織られています。馴染みあった毛足の滑らかな手触りのかわりに巻きを残した細い毛足がもこもこと存在を主張し、詰んで立ち上がった糸の腰がしっかりと厚みを支えています。

品番  cg13111
品名  ギャッベ絨毯 (ファイン)
サイズ  約176×125cm 厚さ 1.5cm強
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg13111

ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg13111



■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 


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■販売者/(有)クラフトワーク  ホームページ店: 0565-54-9019  実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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