家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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* ファイン・ ギャッベ絨毯  *
ギャッベ絨毯(ファイン) cg11934 ふかりと先をほぐした毛足は斜め上を向いてぴんと立ち上がり、ほっこりとした毛並みをたたえています。表面を撫でると腰のあるしっかりとした手ごたえの中で、ひと房ずつまとまった毛足がほこほこと手のひらをころがります。
短く刈り込まれた毛足によりすっきりと薄手に仕上げられ、沈むようなボリュームやふかふかとした厚みはありませんが、立ち上がった毛の感触に不思議と薄さはあまり感じず、歩くとしっとりとしたクッションに迎えられます。
1平方cm辺り20目強のペースで細かく織りあげられた織り地は全体にやわらかな構成で、端を持って持ち上げてみるとくにゃりと折り畳めそうなしなやかな質感が手に伝わります。
左右の端は毛足と同じベージュと、モチーフと同じこげ茶の糸で縞々にかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。両辺の裏面には人工皮の帯が縫い付けられ、織り地の補強とちょっとした滑り止めの役割を担っています。
リビングやダイニング、畳み代わりのくつろぎスペースなどに。ナチュラルにも美しい、繊細な面立ちのギャッベ絨毯です。

ふわりと陽光を照り返す艶やかに明るいクリーム色の毛並み。染めていない羊毛の自然な色彩のバリエーションは淡くも豊かな色むらを生み、薄黄やグレー、淡い茶や栗色がちらちらと細かな網目状のすじを刻んで、流れるようなグラデーションを浮かべています。
細かな織り段の陰影とあいまった色むら模様は光を受けると何とも繊細な艶めきを見せます。遠目での明るさに比べて実際には思いのほか色の濃い毛足の中に、ひとすじだけさりげなくコットンの白糸が織り込まれ、きらりとした白さを際立たせています(部分写真右列・上から2段目の中央付近)。無染色の糸で素朴な、無作為の美しさを紡いだかに見える地色には良く見るとぽつぽつと淡い黄色の染め糸が斑点模様を織り込み、2匹のヤギの愛らしいシルエットとともに十分に計算されたデザインであることが伺われます。
なめらかな色の流れの中には時折うっすらとピンクが浮かぶのですが、これは飼い主が羊につけた赤い目印が紡がれてもほんのりと残り、水洗いで周囲に溶けなじんだものです。

品番  cg11934
品名  ギャッベ絨毯 (ファイン)
サイズ  約204×147cm 厚さ 約1cm
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料
ギャッベ絨毯(ファイン) cg11934

ギャッベ絨毯(ファイン) cg11934



■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 


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■販売者/(有)クラフトワーク  ホームページ店: 0565-54-9019  実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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