毛足が長く残されふっかりとした手ざわりのため、昔ながらの素朴なギャッベの印象なのですが、実はファイン・ギャッベにほど近い細かな織りで構成され、目を揃えてとても丁寧に織りあげられています。やわらかな毛足は密に詰まって立ち上がり、たっぷりとした厚みを持ち上げています。表面に指を立てるとふしゅりと小さな音をたて、軽い手ごたえで毛足の波に指先を埋めます。表面を撫でるとほっこりとした毛並みのボリュームが伝わり、歩くと綿を踏むようなやさしいクッションが迎えます。
左右の端は赤と紺の2色の糸で縞々にかがられ、それぞれの裏面には人工皮の帯が取り付けられて織り地の保護とちょっとした滑り止めの役割を担っています。四つ端を飾るボンボンは織り地に合わせてえんじ、こげ茶、白の3色の糸で作られ、デザインの一部としてよく調和しています。
ソファーの足元や、お昼寝もできるアクセントラグなどに。大胆な色遣いの中の繊細な抑揚が何ともいえない、おしゃれなギャッベ絨毯です。 |
色の点がちらちらと混ざり合う不思議な感触のオレンジに、帯ごとに少しずつ諧調を変化させている濃い淡い紫の層。その上部と下部では2頭の白いヤギが、ぱっちりと青い目を左と右に向けています。
茶も紫も含みながら濃い帯色の間ではオレンジにほど近く思える明るい層は、近くで見ると抑揚に富んだ濃淡の赤と、帯色と同じ紫の糸がひと目ずつ互い違いに、市松状に織り込まれているのが分かります。
黄ともピンクともつかないほの明るい糸から濃く艶やかなえんじまでの変化に富んだ赤に、濃淡の紫のバリエーションが混ぜ合わされた色彩は、無数の小さな石や砕けた貝殻、ガラスの粒で彩色された波打ち際の砂のように、近くで見るほどにそれぞれの色粒が際立ちます。遠目にはあまり違いを感じないオレンジのグラデーションは、実際には少しずつ配合を変え、上の方ではより単純でツートーンに近く、裾近くでは淡い青紫の糸が足されて色調にほのかな青みを含んでいます。
品番 |
cg11776 |
品名 |
ギャッベ絨毯 |
サイズ |
約169×119cm 厚さ 2cm強 |
素材 |
ウール |
原産国 |
イラン・カシュガイ族 |
価格 |
SOLD |
送料 |
無料 |
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