家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ギャッベ絨毯 (ファイン) *
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11128
細い毛足はヤギの頭や花弁の繊細な表情をきれいに織り出し、短く刈り込まれてくっきりとその輪郭を浮かべあげています。毛足は一本一本のまとまりを残しながら上を向いて密に詰まり、薄手ながらもしっかりとしたボリュームを立ち上げています。表面を指で押すと腰のある毛足がふこりと沈んでまた戻り、撫でるとやわらかな毛並みのほっこりと安定した手ごたえが伝わります。ふかふかと足を沈めるほどの毛の厚みはありませんが、歩いても座っても程よいクッションを感じます。
左右の端は赤と白の糸で縞々にかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端はフサ(縦糸)を出さずに平織り部分を裏側に畳んで縫い止め、左右両辺の裏側には人口皮の帯が縫い付けられて補強とちょっとした滑り止めの役割を果たしています。
リビングにはもちろん女の子の部屋のラグとしても何とも素敵な、夢見るようなギャッベ絨毯です。

艶やかな透明感をたたえた色彩の帯に煌めくように散らばるいちめんの小さなモチーフ。敷き広げた瞬間に華麗な色と繊細な線の世界に心が捉えられそうになる、美しいギャッベ絨毯です。
夜昼、そして季節を変えながら連なる「道」には小さなヤギ、花の木、そして両手を広げた女の子がちらちらと瞬く無数の花冠や星に囲まれて、踊り、立ち止まり、つがいで草を食んだりしながら歩き続けています。
良く染まりながらも暗くは感じない、軽やかな発色の赤や紫、黄色の染め糸の層はそれぞれに細かな染めむらを浮かべ、時に羊毛の色を透かしながら微かに色調や印象に変化を含ませています。
自然な羊毛色の糸が使われたグレーとベージュの層も染め糸と同じく茶やこげ茶の色むらが流れ、近くで見ると淡い黄色か薄茶にも思えるベージュの層は、はっきりとした色の波の間では白くくっきりと照り映えます。
織りは熟練されたゆったりとした調子で、1平方cm辺り16目ほどのやや細かな織り目で織りあげられています。

品番  cg11128
品名  ファイン・ギャッベ絨毯
サイズ  約185×121cm  厚さ 1.5cm弱
素材  ウール 
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11128

ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11128
 

■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。



■販売者/(有)クラフトワーク  ホームページ店: 0565-54-9019  実店舗(名古屋市): 052-763-2656