ギャッベを買い付けに訪れる、 カシュガイ族の夏のキャンプ地で写真を撮らせてもらいました。 その一部をご紹介します。
これは、買い付けで訪れたカシュガイ族のテント。
これは、買い付け(と実店舗)担当の安藤ラミンです。
訪れるたびに皆から「ウチに来なさいよ!」と温かい言葉を頂いています。布団とキリムで壁を作ったテントの中は居心地よさそう・・・。
砂漠と草原を移動するカシュガイ族。夏の高原にはこんなに緑があるんです。
ヒツジは遊牧民にとって大切な財産。ヒツジやヤギの世話をするのは男たちの仕事です。
(Mojtaba in Esfahan,Thanks for the pictures)
ギャッベやキリムを織るためのヒツジの毛を刈っています。
毛の部分によって、いろいろな品質のウールが出来るのです。
刈り取ったヒツジの毛を洗い清めます。
棒を振り上げている女性は、ヒツジの毛を叩いてホコリを取っているところです。
刈り取って洗ったヒツジの毛を、女性たちがつむいでゆきます。家事の合間もおしゃべりの合間にもくるくるくるくる、一度始めたらやめられないそうなんです。
これは、1人でつむいでいるところ。
下の方の「鳩のギャッベ」を織った娘さんのお母さまです。
糸を染めるときの、「色止め」に使う植物。この植物に含まれる白い汁を使います。
草木染めに使う植物。まずは日に干して、その後鍋で煮込みます。
染めた糸を、テントの脇で干しています。
ギャッベを織るのはカシュガイ族の女性の「たしなみ」。
母から娘へと、受け継がれてゆきます。
座布団ギャッベだけは、特殊なサイズなのでカシュガイの人に別途お願いして作ってもらっています。
色・モチーフはお任せです。
織り手の女性は、恥ずかしがってどうしても写真を撮らせてくれませんでした。。
娘さんが初めて織りあげた大きなギャッベを広げて見せてくれました。
これが、鳩のギャッベを織った娘さん。
写真のために、一番お気に入りのドレスに着替えてきてくれました。
カシュガイ族から買い付けたギャッベは、テヘランの専門業者で2度洗ってもらいます。
フチかがりの補強や仕上げ作業、ボンボン付けなども専門業者にお願いします。遊牧民から買い付けたばかりのギャッベは、本当にほんとうに、素朴なんです。
「鳩ギャッベ」は娘さんがあんまりかわいかったのでいつもよりちょっぴり高く買い付けてきました。(すでに、日本のお客様のご家庭で活躍しています・・・。
また別のテントです。素敵なロングサイズのギャッベを見せてくれました。
織りを見せてくださいね。
調べています。
調べています。
値段交渉をして・・・
買い受けました!満足なご様子です。
(その後、業者さんに2度洗ってもらい、仕上げカットをしたのちはるばる飛行機で日本へ。無事到着してこちらのページに・・・)